2011年8月18日木曜日

Google+により拡張されたPicasaの無料容量カウントについて

Google+を利用することにより写真のpixel(ピクセル)制限が


800×800 → 2048×2048  に変更される。


ここでの数値はそれぞれ縦幅と横幅の最大値であり、リサイズされる場合は、最大値が大きい方が2048となり、縦と横の縮尺を維持しながら、もう片方のpixelが調整される。

つまり、3000(縦)×1000(横)のpixelの写真を投稿した場合、

2048 ÷ 3000 = 0.68 ← 縮尺が0.68倍される。
1000 × 0.68  = 約680 ← 縦幅の縮尺に合わせて、横幅も調整される。 
つまり、2048(縦)×680(横)になる。

ここでリサイズされるサイズがわかったのは良いが、問題なのはこのあと。

色々なサイトを見たけど、どうも納得がいかない人や、無料制限にカウントされずに、容量オーバーしてしまい、アップロードできない人がいると思う。私もその一人であり、色々と試してみた。

結果的にGoogle+からのアップロードとPicasaWEBアルバムからのアップロードはどちらも仕様が同じである。

どういうことかというと、Google+からのアップロードからでも2048pixelを超えた場合、自動的に上記の方式に則り、辺の最大が2048pixelリサイズされ、PicasaWEBアルバムからのアップロードも同様であるということ。


じゃあ、何ができないかというと、PCにインストールしたPicasa(ソフト)からのアップロードだ。

Picasa(ソフト)からのアップロードの仕様は前述した仕様とは異なる。
具体的にはリサイズはされず、結果的に容量オーバーとなるということ。

Picasa(ソフト)からはアップロードするサイズを指定できる。
ここで普通に思うことは、元のサイズでアップして、1GBを超えた場合、自動的にリサイズしてくれるということだろう。だが、それは間違っていた。

Picasa(ソフト)からのアップロードは容量オーバーしても自動的にリサイズしてくれない。
結果的に「Error 7」が出され、容量オーバーと言われる。

アップロードするサイズ指定で2048pixelがあれば良いのだが、それもない。


◎まとめ

1.Google+とPicasaWEBアルバムからの写真のアップロード仕様は同じ。
2.1.は2048pixel以上の写真をアップロードする場合、
自動的に1辺の最大が2048pixelにリサイズされる。
逆にいうと、元のサイズでのアップロードはできない!
3.Picasa(ソフト)からのアップロード仕様は1.と異なり、リサイズされない。
逆にいうと、元のサイズでのアップロードが可能!

Google+とPicasaWEBアルバムからのアップロードは自動的に2048pixelにリサイズされ、結果的に無料カウントとしてカウントサれるため、無制限にアップロードが可能ということ。


現時点ではPicasa(ソフト)からアップロードする場合、2048pixel指定がないことから、1600pixelでのアップロードする方法が一番良いと思われる。この方法なら、全て無料カウントとなるため、利用可能容量が減らない。


どうしても高画質(2048pixel)でアップロードしたいと言う人は、上記の1を試すと良い。
ただ、フォルダごとアップができないため、フォルダ単位で写真を整理している人には不便である。

Picasa(ソフト)にはWEBアルバムと同期するという便利な機能がある。管理が面倒な人は、ソフトでデフォルトアップロードのpixelを1600に指定し、フォルダごと同期させるのが一番良いと思われる。

ただ同期する際に注意点もある。

1.アルバム単位の枚数制限:1,000枚
2.全体の枚数制限:10,000枚
3.15分以上のムービーは無料容量にカウントされない。

3については同期する際にはムービーを外す必要がある。それには「ツール」「オプション」「ファイル形式から」ムービー関係を外す必要がある。

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